悲しみ苦しみは人生の花だ
こちらのコラムでは、最近勉強させて頂いている世界の偉人たちが残した名言を深読みした内容を中心に記載させて頂きます。
本日の内容は、昭和の小説家である坂口安吾氏(1906年~1955年)から学ばせて頂いたことです。
この言葉の意味を、若輩者の私ではございますが、2019年の11月~12月にかけて4つの修羅場が同時に襲いかかってきた体験があったからこそ深く体感することができました。
植物の花という器官は、花粉を運ぶ蜂や蝶といった媒介者に知らせる目印の役割を果たしています。
一方、天敵に自らの存在を知らせてしまうリスクも孕んでいます。
それでも子孫を残すためには花を咲かせないわけにはいきません。
いかに天敵ではなく媒介者に効率良く自身の存在を知らせれば良いか?
それは、自分自身を根本的に進化させるしかありません。
天敵に対峙する中で、先読み力―想像力―段取り力を磨いていくのです。
自身にとって天敵であるか否かを先読みし、どのように攻めて、回避できるか想像して、間合いを調整する。
それは人間にとっても同じであると思われます。
渡る世間は鬼ばかり、というわけではありませんが、出会う人がいい人ばかりとは限りません。
特に悲しみや苦しみに陥っている時、それに寄ってくる天敵もいます。
そうした時、先読み力―想像力―段取り力を意識したスマートな立ち回りが求められるでしょう。
シンプルですが、これが天敵から身を守る一番の方法だと私は考えております。
本日の内容は、以上になります。
次回は「話すことの2倍人から聞くべきである」に関して記載させて頂きます。
これは、ギリシャの政治家であるデモステネス氏(BC384~BC322)から学ばせて頂いたことです。
ここまでお読み頂きまして、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
この1週間が皆様にとって素晴らしい日々となりますように!!
以上、大禅ビル(福岡市 赤坂 賃貸オフィス)からでした。