ケーブルや無線を”光”で代替する
このシリーズでは私、禅院が数年前に関わらせて頂いたエストニアプロジェクトについてご紹介しています!
3回目のエストニア視察へと繰り出した我々一行は、冬のタリンで催される本場欧州のクリスマスを楽しみつつも、今回訪問のメインである視察へと繰り出します。
この日はエストニアでスタートアップとして立ち上がり、成功を遂げている企業を伺いました。
「世の中からケーブルを消したい」
という壮大なビジョン!
ここで言うケーブルというのは通信ケーブル、つまり有線です。
有線は現在も通信インフラの主流を占めていますが、それらを光通信に置き換え、通信インフラを無線にシフトさせていくことを事業目標に掲げています。
視察の参加者からは病院内の通信システムとして使えるのではないかとの意見が出ました。
日本の病院内ではペースメーカーなど医療機器に対する心配から無線が使用できず、有線が使われている状況だそう。
しかし情報伝達の品質が良好で、低コストかつ設置の小回りが利く光通信の技術であれば、医療機器への影響を心配なく病院に導入できるかもしれない、と。
上記の観点に加えて、類似商品とも比較し、信頼性と安全性等も加味し案件の着地点を模索していく予定です。
次は、視察の予約が非常に困難な第2のスカイプと称される有望企業に向かいました。
ちなみに、ご存知通り世界で最も有名なオンラインコミュニケーションツールの一つであるSkypeが生まれたのはここタリンです。
Skypeは旧スカイプ・テクノロジー社のニコラス・センストロムとヤヌス・フリスによって開発され、2011年にマイクロソフト社に買収されています。
今では月間アクティブユーザー数3億人に達するインフラとなっています。
そんなSkypeの再来と言われるスタートアップが再びエストニアに現れたのです。
続きは次回へ。
以上、大禅ビル(福岡市 舞鶴 賃貸オフィス)からでした。