一大事業をやりかけていることは長命を保つ方法である
こちらのコラムでは、最近勉強させて頂いている世界の偉人たちが残した名言を深読みした内容を中心に記載させて頂きます。
本日の内容は、イギリスの古典学者、ベンジャミン・ジョーエット氏(1817年~1893年)から学ばせて頂いたことです。
この言葉は、様々な解釈が出来るかと存じます。
例えば、その一大事業に思い入れがあればあるほど「倒れてなるものか!」という気概も生まれてくるだろうし、
仮に倒れたとしても、「死んでも死にきれない」という気持ちも、この言葉は表現しているのかもしれません。
私は、長命=健康という観点から考えました。
自分の健康について普段あまり気にかけない人も、一大事業に取り組むと、あれこれと体調に心を配るようになるし、ならなければいけません。
もちろん実際は、仕事の負荷で体調崩す人も多くいるでしょう。
そういう意味で一大事業が長命を保証するというのは若干皮肉のようにも聞こえますが、人間の虚を鋭く突いた言葉だと考えております。
私も今や30代。
若いと言えば若いでしょうが、それでも20代の時の自分と比べたら色んなところで無理効かなくなったなと感じます。
お酒の量や、徹夜ができなくなったことなど。
弱気でも謙虚でもなく、客観的な事実です。
生物である以上、体は歳を取れば衰えていくもの。
だからなおさら、人生をかけた大事業をしたいのであれば、お金よりも何よりも、まずは健康という最も基本かつ重要な資本に気を配るべきでしょう。
本日の内容は、以上になります。
次回は「春風を以て人に接し秋霜を以て自らを慎む」に関して記載させて頂きます。
これは、佐藤一斎氏(1772年~1859年)江戸後期の陽明学派の儒学者から学ばせて頂いたことです。
以上、大禅ビル (福岡市 赤坂 賃貸オフィス)からでした。
ここまでお読み頂きまして、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
この1週間が皆様にとって素晴らしい日々となりますように!