もし好機が到来しなかったならば自ら好機を創り出せ
本日の内容は、上記に関してイギリスの著述家、サミュエル・スマイルズ氏(1812年~1904年)から学ばせて頂いたことです。
スマイルズ氏は蒸気機関車の発明家ジョージ・スティーブンソンと知り合った後、彼の伝記を書き、続いて産業革命で功績のあった人々の伝記を発表して好評を得ました。
スマイルズ氏の人生哲学に関する著書の中にこんな言葉がありました。
「金も地位もない人間でも、他人に頼らず独力で勤勉と節約によって出世できる」
スマイルズ氏は、まさに19世紀イギリスの自己啓発を説いていました。
彼の著書には今なお世界中で読み継がれている大ベストセラーがあります。
『セルフヘルプ(自助論)』
です。
イギリスで発売直後から爆発的な売れ行きを見せ、日本でも『西国立志編』として福沢諭吉の『学問のすゝめ』と並ぶミリオンセラーとなり、明治の青年の志を掻き立てました。
そんなスマイルズ氏が残された
「もし好機が到来しなかったならば自ら好機を創り出せ」
という言葉に私は大変感銘を受けました。
事業の経営に置き換えた場合、好機を待つばかりでなく、好機を創り出すための備えを主体的に整えていく必要性があると感じます。
なぜなら好機は準備万端な人の所にやって来るのであって、好機が来ない人は単に準備が足りないからです。
好機到来のため、私も日々準備に勤しんで参る所存でございます。
本日の内容は、以上になります。
次回は
「悲しみのための唯一の治療はなにかをすることだ」という名言についてご紹介します。
これはイギリスの哲学者、ジョージ・ルイス(1817年~1878年)の言葉です。
ここまでお読み頂きありがとうございました。心より感謝申し上げます。
この1週間が皆様にとって素晴らしい日々となりますように!
以上、大禅ビル(福岡市 大名 賃貸オフィス)からでした。