なにかを考えるための10カ条
今回の名言というより考え方をご紹介します!
先日、とある大学の先生から事業構想を練る際に使える有効なやり方を学びました。
なるほどこういう風に発想していくのは面白いなと思いましたのでシェアします。
例えば「手帳」を作ったり売ったりする事業を始めるとしましょう。
構想を練る時に、どういった勘所を押さえればよいか?
以下のように考えてみるとよいのだそうです。
①手帳の隣りになにがあるか?
→一緒に使う道具がある。ボールペンや付箋など。
②手帳の後ろ(過去)になにがあったか?
→昔の手帳、あるいはノート。
③手帳を使うという行為の逆はなにか?
→手帳を一切使わない状態。
④手帳の向かい側になにがあるか?
→ライバル企業の手帳、あるいはPDAやスマートフォン、タブレット。
⑤手帳の周囲になにがあるか?
→手帳を使う人、手帳を売る人、手帳の使い方を考える人、手帳をデザインする人。
⑥手帳を使うことの裏になにがあるか?
→手帳を使うことの不便(出し入れ、失くす、ペンが必要など)、あるいは使うことで失われるもの(スケジュールを埋めることに満足する、予定にない動きがしづらい)
⑦手帳を販売したら、どういう声が聞こえてくるか?
→利便性といったメリットやデメリットへの反響。
⑧手帳のことでなにか面白い冗談は言えるか?
→手帳のない生活は丁重にお断りします(ギャグ)
⑨手帳を不必要とする要素はなにか?
→記録が面倒。予定をメモすることは価値がないという考え。
⑩手帳は要するになにか?
→人生のログ
手帳一つとってみても、色んな発想法をその周辺に巡らすことができるんですね。
より広く、深く、漏れのない思考を得ることができそうです。
皆様の日々の事業展開の一助になれますと幸いに存じます!
以上、大禅ビル(福岡市 天神 賃貸オフィス)からでした。