空調機のクリーニングークリーニング~組み立て

前回に引き続き、大禅ビル(福岡市 大名 貸事務所)の空調機クリーニングです!

 

さて、分解が終了すると、分解した部品と空調機内部のクリーニングを始めます。

 

水洗いでできる部品は高圧洗浄機や洗剤を使い、水洗いができない部品はタオルでしっかりと汚れを拭き取ります。

 
事前準備
 

特に基板が入っている部品は取扱注意です。

 

傷つけたり、取り付けを間違ったりすると室外機や空調機本体が正常に作動しなくなるおそれがあります。

 

一つ一つ、丁寧に汚れを落としていきます。

 

これがまた物凄く汚れていて黒いわけですよ・・・。

 
組み立て
 

物がこんなに汚れている光景を久々に見たような気がします。

 

もちろん、月に1回フィルター清掃は欠かさず行っていますが、

 

なかなか空調機の分解洗浄までやっていなく、逆にここまで耐えてくれてありがとうという気持ちさえ生まれてきます。

 

清掃が終わり、空調機本体と部品の水気を拭き取り乾燥させます。

 

そしてきれいになった部品を組み立てていくわけです。

 

不器用な自分には到底出来ないであろう細かい作業を手際よく進めている職人さんの姿はいつもながら頭が下がります。

 

ちなみに業務用空調機の清掃には

 

「業務用空調機洗浄技士」

 

という立派な資格が存在します。

 

一般社団法人 日本空調設備協会が講習・認証を行っており、中身はまさに業務用空調機の分解と洗浄技術の習得です。

 

複数のメーカーの実機を使用し、5日間分解・組立作業を繰り返し、現場で即戦力となる人材育成を目指しているという。

 

講習代は一人30万円!なにげに高い・・・。

 

それだけ高度な技術を要する専門職ということでしょう。

 

さて、クリーニングの最後のステップ、すべての部品を組み立てたらブレーカーを入れて動作確認を行います。

 

暖房・冷房をつけ、送風や風の動きなどに異常がないか確認。

 
組み立て
 

問題ないようですね!

 

これにてクリーニング完了です。

 

きれいな風が出てくるようになりました!

 

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