天井クロス補修
クロスとはcloth、「装丁」を意味します。
表面に張り付けるビニールや布の内装仕上げ材のことを指します。
天井クロス??
と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
普通天井にクロスは貼りません。ジプトーンのままであるのが殆どです。
ただ大禅ビル(福岡市 大名 賃貸オフィス)では、創業当初から
「クロスを貼った方がカッコいいだろう」
という思いの元、天井クロスが貼られていましたので、
個性の一つとしてそれを今日まで引き継いでいます。
ちなみにジブトーンとはトラバーチン(不規則な穴の開いたデザイン)模様の洋風天井材です。
比較的安価で、下地の上に張るだけでOK、しかもメンテナンス性が高い。
現場でのクロス仕上げや目地処理、塗装仕上げの必要がないため、工数も少なくて済みます。
こうした使い勝手の良さから広く使われている内装材の一つに数えられます。
さて、大禅ビルでは最近になって天井クロスの剥がれや浮きが目立つようになっています。
確認していくとかなりの箇所で発生!
これは非常に見栄えが宜しくありませんね。
もしテナント様のお客様が大禅ビルに来られると
「こんなメンテナンスの行き届いていない雑居ビルに入居しているの?」
というイメージを与えしまい、テナント様の会社イメージを損ってしまう可能性があります。
これはいけません!
ひとまず応急処置として、剥がれた箇所を何とか弊社取引先の一級建築士に貼って頂きした。
が、やはり剥がれやすくなっています。
天井クロスの剥がれの原因は色々あります。
空気中の湿気やそれを原因としたカビの発生、糊の経年劣化、下地の問題などなど。
究明が待たれますが、全面張り替えも含めて根本的な解決をしなければなりません。
検討して参ります!