感性を磨く講義
先日、友人からアート関連のイベントのチケットを貰いました。
「アートフェアアジア福岡2019」
という、ホテルオークラ、福岡三越、福岡アジア美術館の3会場で同時開催される結構な規模の展覧会で、
なんと今年で5回目だとか。
そんな大きなイベントが福岡であっていたとはつゆ知らず…。
なんとしても行ってみたかった。が、残念ながらビル工事が入ってしまい行けずじまい。
来年こそはぜひ。
さて、アートで思い出されるのは、数年前に中学生を対象に行った「感性を磨く」という講義です。
なかなかの無茶振りだったと記憶していますが、とにかく講義をせねばなりません。
感性を磨く・・・
そもそも感性って何だ?
感性を磨くってどういう意味??
基本的な内容を掘り起こしながら、
「つまんね~」
と飽きられないため準備から色々と心を砕きました。
アクティブラーニングを心掛け、それこそ自分が関わっていた数人のクリエーターの作品を事例に、
この作品はどのクリエーターが制作したと思うか?
といった問い掛けをしました。
授業やテストも大事ですが、学校を含む様々な勉強の中で
「これだ!」
というものが見つかれば、そこに感性を見出して磨けばよいなど、
中学生にも伝わるように、なんとかやり終えたんですね。
しかしやっぱり誰かに教えるのって難しい・・・。
手応えはなんとも微妙、という程度でしたが、学生たちからよかったとの感想を思いのほか多く頂きほっとしました。
私自身、あれからいくらか感性が上がったでしょうか。
少なくとも家業の大禅ビル(福岡市 大名 賃貸オフィス)に使命と楽しさを見出した点において、進歩はあったかな?と思いたいところですね。