社長就任お祝い―先見の目と実行のS社長
私、禅院昭の大禅ビル(福岡市 舞鶴 賃貸オフィス)社長就任にあたり、お世話になった方々をご紹介していくシリーズです。
続いてご紹介するのはS社長です!
S社長は、弊社の顧問税理士であるY様よりご縁賜りました。
S社長は、産業廃棄物関連の会社を経営されていらっしゃいます。
実は大禅ビルからそう遠くない場所にありまして、Y様をご紹介頂くまで存じあげませんでした。
S社長と言えば、変わり者や頑張っている若者が好きな方です。
まだ駆け出しだった20代後半の私はS社長とお会いする機会を頂きました。
大変恐縮ながら、産業廃棄物関連の会社というと、勝手なイメージで始めは物凄くこわ~い方々が出てくるのではと、びくびくしながらS社長の会社に向かったものです。
ところが会社に入ってまず驚いたのは、社員の皆さんからの笑顔のご挨拶でした。
ガラの悪い皆様にじろじろ見られるのでは?
と思っていた自分が恥ずかしくなりました。
玄関を抜けて社長がお待ちしている2階へと足を進めます。
キー・・・
ドアを開けると大変失礼ながら強面のS社長が・・・
「きゃーーーーーーー」
心の中の叫びを抑えながら震える手で名刺交換・
「さぁ、どうぞ座って下さい」
と、見た目に反して物腰柔らかなジェントルマン対応のS社長。
私の動揺に構わず、S社長は男のダンディが滲む声で話し始めて下さいました。
その内容は、私の今までの人生で初めてしる産業廃棄物の世界についての話でした。
産廃業界にヤ○ザが密接して関わっていたのは、とうの昔の話。
もちろん、未だにそうした関わりが残っているのは事実でしょうが、S社長の会社は全くそういう次元ではなかったです。
ドローンや先進的な管理システムの導入、海外との連携・・・。
最新のITシステムを存分に取り入れ、ごみ処理にかけては世界に誇る技術を保有されていらっしゃる会社なのだと、以後お話を伺う度に感じたものです。
S社長は大変に聡明なお方で、現状分析はもちろん、先の先を見据えて行動ができる経営者です。
S社長の会社だけが特別なのかはわかりませんが、産業廃棄物業界に対する私の認識は良い意味で覆されました。
有り難いお話を聞かせて頂いたので、翌日に御礼のメールをお送りしました。
すると、そのメールに対して過分なお褒めの言葉を賜ったのです。
一人の若者からも何か学べることはないか?
謙虚さと飽くなき向上心に頭が下がる思いでいっぱいでした。
そして時が過ぎ、いよいよ私が会社を引き継ぐ時がやって参りました。
もちろん、S社長にも代表就任のお知らせを致しました。
すると、S社長よりミッキーマウスの可愛らしい祝電を賜りました。
なんというギャップ!感謝の気持ち倍増であります!
S社長!その節は誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
今後とも引き続きよろしくお願い申し上げます!!