玄関リニューアル工事-クロス貼り
今年実施しました大禅ビル(福岡市 舞鶴 賃貸オフィス)の玄関リニューアル工事について、引き続きご紹介していきます。
今回は「タイル貼り」についてご紹介します。
さて、いよいよ内装仕上げの段階です。
玄関のメインともなる、床のタイル貼り。
貼る前には、接着不良の原因となるゴミやホコリを十分に取り除いていきます。
タイルは一枚一枚長方形になっており、これを隙間なく貼っていくわけです。
もちろん、全てのタイルが丸ごと使えるというわけではありません。
箇所に応じてタイルを小さく切ったり、階段と床が接する箇所は、階段の一段目の角度に合わせてタイルを斜めにカットしたりします。
その意味で、タイル貼りはジグソーパズルと似ているのかもしれませんね。
そしてタイル貼りは他の工事に比べ、最も重要なのは施工期日の厳守です。
なぜなら、タイルを貼っている時、貼ってから間もない養生の期間は玄関を通れないからです!
例えば壁の工事などは、もちろん工期が伸びたりするのは宜しくありませんが、見た目、イメージの問題ですので、致命的ではありません。
しかし床の工事は別です。
工事が伸びてしまうと、それだけ玄関がそもそも使えない…
つまりビルが提供すべき基本的な機能そのものが制限されてしまいます。
その意味で、何が何でも決められた期日までに仕上げて頂かねばなりません。
タイル貼りを行う面積は広いため、複数人で取り組んで頂くことが多く、
今回のタイル貼りも職人様2名に加え、弊社取引先の1級建築士様の3名体制で当たっています。
当然ながら複数人でタイル貼りをすると1人でする場合よりも断然早く仕上がります。
当たり前ですが、複数人で実施する場合にはチームプレーが必要になります。
どこからどこまでを誰が担当するのか?
完成のイメージはどうか。
これが共有出来なければかえって作業は滞ってしまいます。
当ビルのタイル貼り工事は、弊社取引先の一級建築士とインテリアコーディネーターを通して、表具屋の皆様にお願いしております。
お陰様で当初のイメージ通りの工事をして頂きました!