1階原状回復-事前段取り
大禅ビル(福岡市 舞鶴 賃貸オフィス)、原状回復シリーズ!
原状回復とは、テナント様の退去時に行う大事な作業です。
大禅ビルのテナント様は、有り難いことに部屋をとても綺麗にお使い頂いております。
ただ部屋は使われますと、どうしても汚れが残ったり、備品や設備が古くなったりします。
私たち貸しビルとしては、使用感が沢山あったほうが、お役に立てられてよかったと嬉しい気持ちになります!
とは言え、新しく入られるテナント様には、もちろん綺麗な部屋を提供しなくてはいけません。
そのため、経年劣化は別としても、部屋を借りられる前の状態に戻すために原状回復工事を行わせて頂いております。
今回は原状回復工事の中でもかなり大掛かりで、1階のほぼワンフロアまるごとになります。
そのためいつも以上に注意を払って事前段取りに当たります。
さて、原状回復工事の工程は概ね
材料手配~電気設備撤去~残存物の撤去~天井剥がし~Pタイル剥がし~電気設備設置~天井貼り~Pタイル貼り
という流れで進んでいきます。
そして今回は更に、もともと一部屋だったところを3つに区分するという改修工事も行われます。
よって原状回復工事に加え、その後の改修工事も見据えた段取り組みをしていかなければなりません。
原状回復にはどんな工具が必要か?
工具はきちんと作動するのか?
材料はどこからどれぐらいの予算で仕入れるのか?
撤去する残品はどれぐらいの量になるか?
搬出はどのように手配するか?
トラックの置き場をどこにするか?
工期はどれぐらい掛かるか?
他のテナント様への工事に関する説明はどうするか?
などなど。
細部にわたる丁寧な段取りこそ、トラブルや遅延を防ぎ、適正コストで、かつスムーズな工事進行の土台と言っても過言ではありません。
では、原状回復を経た1階フロアはどう生まれ変わったのか?
そのビフォーアンドアフターを皆さんにご紹介していきます。