―外壁補修・外壁落とし―
前回に引き続き大禅ビル(福岡市 舞鶴 賃貸オフィス)の外壁補修です。
今回は古い外壁を落とす作業です!
さて、足場の組み立ても済んだところで、いよいよ古い外壁を落とす作業に取り掛かります。
といっても話は単純で、外壁が浮き出て補修が必要な部分のタイルを片っ端からハンマーで叩き、落としていくのですが、外壁とはこんなに簡単に落ちるのか?
というくらい、ぽろぽろ落としていきます。
もちろんこれは既に浮き出してしまったタイルの箇所に限った話で、浮いていない箇所のタイル落としは逆に手間がかかります。
そして、外壁落としの作業は音が発生します。
それこそ、外壁の向こう側はテナント様が仕事をされています。
職人さんにも重々ご理解頂いた上で作業をお願いしております。
また、外壁落としを実施する前にテナント様には工事内容、期間、時間帯をお伝えするようにしています。
事前にお伝えするのとしないのとでは、受け止め方は変わります。
工事が入る時間を把握していれば、その時間帯は外出する用事を入れるなど工事音の影響を最小限に留められるよう対策を講じることもできます。
あと当たり前ですが、工事の品質と、安全な施工管理が最も重要です。
最後の塗装の前にいかに外壁を綺麗落とせるかが仕上がりの美しさを決めます。
タイルを落としの痕が雑だと外壁も様になりません。
加えて、足場を組んでいるからといって乱暴に外壁を叩くと、タイルが飛んで通行人や車などに当たる危険性があります。
法律に則り作業者と監督者に分かれ、安全な施工管理を心がけています。
音にも気をつけ、痕にも気をつけ、安全にも気をつける。
重要な役割の工事ゆえ、なかなかの難易度の作業なのですが熟練の職人さん方はテキパキと進められていきます。
こうしてたくさんの方にご協力頂いたお蔭で生まれ変わったレンタルオフィス・大禅のニュー外壁はこちらになります!