―屋上階段の入れ替え工事―
人が使う建物で一番大事なのはデザインでも使い易さでもなく「安心・安全」です。
安全な建物でなかったら、どんなに綺麗でも入りたくありませんよね。
人もビル同じ、歳を取ります。
歳の分だけ怪我もしやすくなりますし、病気にもなります。
だからこそ手術や養生といったメンテナンスが必要です。
大禅ビル(福岡市 舞鶴 賃貸オフィス)が、有り難いことにテナントの皆様に何十年にも亘ってご愛顧頂き、
アンティークなレンタルオフィスビルとして歳を重ねていけたのも、
小さなお手入れを欠かさず丁寧にやってきたらだと思います。
例えば今回ご紹介する「屋上階段の入れ替え工事」
大禅ビルは地下に加え、屋上にも駐車場があり、人が出入りする場所なのです。
屋上に車を停めるテナント様は、車両エレベーターを使い屋上まで上がり、乗用エレベーターで降りて来られます。
また、車を取りに行く際にじょう乗用エレベーターで上がり、車両エレベーターで地下まで降りて来られます。
車を使われるテナント様にとって、エレベーターは欠かせません。
そして乗用エレベーターの心臓部とも言えるのが屋上にある機械室で、エレベーターの安全を確保するために月1回にエレベーター業者様に保守点検工事をお願いしています。
この機械室に行くため屋上階段を登っていく必要があるのですが、この階段が大変老朽化していたわけです。
もし階段が使えなくなれば機械室に入れなくなり、エレベーターの安全確保が難しくなってしまいます。
たかが屋上階段ですが、テナント様の皆様の安全に直結します。
だから思い切って階段を丸ごと入れ替えました。
位置を変えず、新しい階段に架け替える大掛かりな工事です。
それに人が建物の中で最も怪我しやすいのは階段ですから、念には念を入れて階段設定にかからなければいけません。
古い階段の切断、新しい階段の設計、組み立て、取り付け・・・・・・
勾配が変わる場所も切れ目なく連続して取付ける必要があるため、職人さんの技が必要となります。
当ビルの屋上階段の入れ替え工事は、弊社取引先の一級建築士とインテリアコーディネーターを通して工事業者様にお願いしております。
計画から現場での監督まで責任を持って実施して下さるので、安全性の確保はもちろん、仕上がりの美しさが一際高いのが自慢です!