―「不動産屋さん」って、どんなお仕事?―
管理業務
大禅ビル(福岡市 舞鶴 賃貸オフィス)の片隅から不動産の話をつらつら書いていきます。
今回は「管理業務」です。
大禅ビルはレンタルオフィスですので、テナント様が多く入居されておりますが、大禅ビルを心地よくお使い頂くに当って、ビルのメンテナンスをしていく必要があります。
掃除は勿論のこと、備品や機械の管理・修理・交換、セキュリティ、回収、通信回線、鍵の引き渡し、苦情対策などなど。
そしてビル経営の立場からは、入居者募集、入居手続、契約業務、火災保険手続、家賃徴収、未納対策、共益費徴収、退去時の敷金精算、現状復帰などの業務が必要になります。
言ってしまえば細かく、地味な「雑用」ばかりです。
雑用なのですが、テナント様が気持ちよく利用して頂くために、ビルの機能とブランドを維持し、資産収入を維持するために、現場の煩雑な作業を体系的に行う管理業務はなくてはならない仕事です。
建物も、人も、両者が関わることで生まれる関係性も皆活動する「生き物」だと思います。
生き物であるからこそ、様々なニーズや課題が生まれ、それらに対応するために細心のお世話が求められます。
「コンクリートの建物」に入居して頂くだけが不動産という仕事ではありません。
一般的な不動産会社は、このような管理業務を外注したり、あるいは自社独自の管理会社を設立し外注したりするケースが多いです。
ただ大禅ビルは、自社だけでこだわったホテル並のサービスを提供させて頂きたい思いから、管理業務も全て内製化し自社のみで行っております。