―鴻臚館跡―
歴史ロマンFUKUOKA
チャリンチャリン~♪
今日は自転車に乗って、大禅ビル(福岡市中央区舞鶴の賃貸オフィス)から緑が一面に広がる広場にやってきました。
広場に見えますが・・・ここは福岡城跡の隣。
そして本日の目的地はその中に立つ「鴻臚館跡(こうろかんあと)」です!
あちら、遠くに見えるのが鴻臚館跡展示館になります。
皆さん鴻臚館ってご存知でしょうか?
「鴻臚館」とは、平安時代に築かれた外交のための迎賓館です。
実は日本には平安京(京都)、難波(大阪)、そしてここ筑紫(福岡)の3ヵ所に設けられたのですが、
福岡はその中で唯一遺跡が確認されているんです
ちなみに、歴史はもっと古くて、飛鳥時代に「筑紫館(つくしのむろつみ)」として初めて現れ、平安時代になって中国風の「鴻臚館」という名に変わったようです。
約400年の間、海外の使節団、商人らを迎え入れ、入国や貿易の管理、接待、宿泊の場所として、
また日本から海外に派遣する使節が旅支度を整える場所として活躍してきました。
まさしく「アジアへの玄関口」だったんです!
それを示すかのように、遺構や堀、門の跡、大量の瓦、中国、イスラムなどの様々な国の陶磁器が発掘され、
豊かな国際交流がここでなされていた歴史ロマンを今の私たちに伝えてくれます。
たまに「福岡ってオシャレな都会だけど、文化が薄い」「ぱっと思いつく歴史の建物がない」と聞きます。
そんなことはないです
歴史と文化はどこにも散らばっていて、ただ、それを掘り起こしたり、
見たりする人がいないというだけ。
人の目線と姿勢が大事だとまいは思います。
まいも今、福岡市の中央区で長年貸店舗を営んでいる大禅ビルという
不動産の会社でインターンシップしてますが、
不動産について考えるのは、やっぱり不動産の価値って建物そのものよりも、
その不動産が関わってきた人との歴史の積み重ねなのかなと思います。
その価値こそ「不動」ですし、
不動の価値、つまり歴史を今に伝え広めるのも、やっぱり「人」なんですよね。
久々にまじめに考えたまいでした~^^