1階原状回復-電気設備撤去
引き続き大禅ビル(福岡市 舞鶴 賃貸オフィス)1階の原状回復工事についてご紹介していきます。
長年ビル1階のワンフロアごとお借り頂いていたテナント様のご退去に伴い、原状回復工事を行います。
まずは電気設備撤去です。
電気設備と言いますと、主に二つ。蛍光灯といった照明器具と、コンセントです。
電気設備に関わる工事は、あらゆる工事の中でも最も注意が求められる工事の一つです。
なぜならば一歩間違えると感電し命に関わる危険性もあるからです。
ですので当たり前ですが、大元の電源を落としてから工事が開始されます。
電気設備はいくつもの種類がございます。
それぞれの電気設備の用途に合わせて丁寧に撤しなければなりません。
蛍光灯、コンセント、配線、その他電気機器などなど。
加えて、工事場所は1階のほぼワンフロアです。
撤去する電気設備の数、更に撤去後の工程も沢山あります。
スペースの使い方、道具の準備、そして段取りが一層要求される現場といえるでしょう。
職人さんたちは次の作業も考慮しながら、今の作業を組み立てていき、全体の進捗と工事の仕上がりを見ながらリーダーが適切に指示を飛ばしていきます。
工事の際は作業計画を作成し、それに沿って工事が実施されます。
長年の取引先である一級建築士様とインテリアコーディネーター様、業者様が計画から現場監督まで面倒をみて頂いておりますので、金額をできる限り抑えられ、かつ仕上がりも美しい原状回復が実現されています。
電気設備撤去の際には様々工具を用いて作業しますが、素人では苦戦しそうな大きな電気設備なども職人さんたちはいとも簡単にテキパキ撤去していきます。
例えば蛍光灯の配線は壁の中に延びており、そのままでは取り外しできないため、ワイヤーカッターで切るなど作業を行います。
私ならば電線を間違って切りそうですが・・・。
さすがプロですね!
たった一つの電気設備の撤去工事をとってみても、惚れ惚れとするような職人技の見せ場でした。