1階原状回復-流れ
建築して45年になる大禅ビル(福岡市 舞鶴 賃貸オフィス)には様々なドラマがありました。
中でもやはり思い出されるのは、テナント様との思い出ばかりです。
例えば1階に入っていらしたテナント様。
このテナント様は、大禅ビルが建築されてから間もなく入られていたお得意様でした。
有り難いことにお付き合いさせて頂き、当社を支えて頂いたとも言えます。
ほぼ1階のワンフロアごと貸し切って頂いておりましたので、まさに大禅ビルの顔といっても過言ではないテナント様でした。
全国規模に展開されている卸会社様で、当社、そして博多でも天神でもなく、舞鶴を事業の拠点として選んで頂き、根を下ろすように事業活動をされたことに感謝です。
この度、テナント様は本社からの通達により異なるエリアへ事務所を移転する運びとなりました。
出会いもあれば、別れもあると言いましても、当社としては、テナント様の更なる飛躍に心からお祝い申し上げたい気持ちとともに、長年のお客様であるだけに、正直一抹の寂しさも覚えてしまいます。
気心の知れたお客様から退去の旨を頂いた時は、言葉では言い表せない感情が湧いてきますが、とにもかくにも感謝、感謝の気持ちで胸がいっぱいです。
当社がお客様に最後にできること・・・
それは極力原状回復費用を抑え、お客様のご負担を減らすことと、入念な計画により原状回復工事をスムーズに実施することです。
貸しビルとして、お客様が気持ちよくご退出され、更に新しいテナントのご来訪を期待して、原状回復を業者様と連携し、丁寧に行わせて頂いております。
貸しビル業をさせて頂く中で、実に様々な業務が発生しますが、中でも原状回復工事は私たちにとって別れと出会いの境に立つ、思いと期待が去来する大切な時間なのです。