1階原状回復-残存物の撤去
引き続き大禅ビル(福岡市 舞鶴 賃貸オフィス)1階の原状回復工事についてご紹介していきます。
長年ビル1階のワンフロアごとお借り頂いていたテナント様のご退去に伴い、原状回復工事を行います。
さて、電気設備、天井、Pタイルと取り外した後・・・
ドン!見よ、この残存物の山!
もはや足踏みのスペースすらありません。
一つの空間が、人が使えるような「部屋」にするには、実はこれだけの内装が必要だということです。
部屋の原状回復工事にはいくつかの工程が伴いますが、その際に残存物は出てきます。
残存物がどのくらい発生し、大まかにどこに積み、どのタイミングでいかに部屋から撤去させるか?
事前の段取りがスムーズな工程に繋がります。
残存物で部屋に埋まったままだと作業すらできません。
そしてもう一つここで大事になるのが分別です。
発生する様々な残存物は大小、材質の違いもあり、更に再利用するもの、廃棄するものもあります。
単に外して、捨てればいいわけではなく、都度分別していく作業が必要となります。
今回は小ぶりな残存物は土嚢袋に入れ、土嚢袋に収まらないものや再利用できるものは別途分けて保管・移動します。
ところで残存物の撤去は特にその専門の方が作業するわけではありません。
大禅ビル1階原状回復工事では電気工事の職人さんや大工さんなど、異なる領域のプロたちが同時に作業を進める場面が発生します。
その際は皆さん協力して一緒に残存物の撤去をされる時もあります。
当社の工事は取引先の一級建築士とインテリアコーディネーターのアレンジを通して施工しております。
全てとは言い切れませんが、各分野の職人様同士が顔見知りであることがあります。
その都度ごとに当社からそれぞれの分野に発注すると起きない現象でしょう。
職人同士がコラボできる現場から、いつの間にかチーム・大禅!が形づくられていったのです。