1階原状回復-天井&Pタイル剥がし
引き続き大禅ビル(福岡市 舞鶴 賃貸オフィス)1階の原状回復工事についてご紹介していきます。
長年ビル1階のワンフロアごとお借り頂いていたテナント様のご退去に伴い、原状回復工事を行います。
さて、電気設備撤去に続き、天井とPタイル剥がしの作業です!
バキッ!バキッ!!
Pタイル剥がしは会話もかき消すほどの大音量です!
と、ここでそもそもPタイルとはなんぞやですが・・・
Pタイルとは、磨耗に強い塩化ビニル系床材で、塩化ビニル樹脂や炭酸カルシウムなどの原料を混ぜ、薄い板状に形成した床材なのです。
ちなみにPタイルの大きな特徴は傷や汚れに強く、耐薬品性、耐水性、難燃焼性に優れています。
そのため、汎用性が高く、病院やレストランなどの人の多く集まる場所、会社や事務所、玄関土間や洗面所、住宅など、実に様々な場所で使用されています。
もちろん大禅ビルでも!
剥がす時はひと手間必要で、特に今回はワンフロア分と剥がすPタイルは大量に上るので、専用の機械を使って剥がしていきます。
ただ場所によってはなかなか剥がれない所も多々あります。
その際は念入りに手作業で丁寧に剥がしていきます。
とにかく音量が凄まじいので、他のテナント様や周辺にご迷惑が掛からないよう施工時間帯と進捗を慎重に決めて進めていかなければなりません。
一方電場は豪快にバールを使い、テコの原理をフル活用しパキパキと剥がしていきます。
あまりにもポロポロ剥がれていくので、スカッとする気持ちにさせられます。
なんと言いますか積み木を崩していくような、あるいはドミノが倒れていくような快感です。
とは言え、剥がれやすく作業が進む分、他の箇所を傷つけないよう細心の注意を支払う必要があります。
天井の板はこうみえても重さがあり、加えて高所作業になるため、万が一人に当たっては大惨事に繋がり兼ねません。
作業に関わらず安全第一で工事を進めさせて頂いております。