電気系統の追加ー完了~後仕上げ
前回に引き続き、大禅ビル(福岡市 赤坂 賃貸オフィス)の電気系統の追加工事についてご紹介します。
ラミネート機械専用の配線をするためにコンセントを設置しました。
・・・と、電気工事の素人の私が言うのは簡単ですが、無数の電線から新しくコンセントを設置するは一苦労なわけですよ。
どの線をどう配線するかは点検口から直接確認して進めていくわけですが、今回の場合は点検口だけでは足りず、一部ジプトーンを外して作業しました。
なお、ジプトーンというのは天井用化粧石膏ボードです。
住宅を始め、事務所、店舗などあらゆる種類の建物に広く用いられている内装材で、テクスチャや模様がデザインされたものもあります。
さて、ジプトーンを外したのは良いんですが、今度また入れ込もうとした際にはまらなかったり・・・。
色々微妙な加減が求められる作業なので、慎重にジプトーンを削り、はめ込んでもらいました。
削ぐといっても削ぎ過ぎると今度は隙間が出来てしまったりするので、慎重に慎重に作業を進めていきます。
また、ジプトーンを新しいネジで打ち込むとネジの色が目立ってしまいます。
そのため、ネジの色をジプトーンの色に合わせて塗るという細部の気遣いまで業者様にしてもらいました。
本当にありがとうございました!
これにて後仕上げも完成となります。
なお、大禅ビルのようなビルをはじめ、
工場、商店、一般住宅などの電気設備
の安全を守るために、電気工事士の資格のある人でなければ電気工事を行ってはならないと法令で決められています。
DIYに自信がある方でも、例え簡単な工事であっても、電気は扱い方を一歩間違えれば火災や死亡事故といった重大な被害を引き起こしかねませんので、
電気回りの工事は必ず電気工事士に依頼するようにしましょう。