隣地境界側の外壁塗り直し―実施
隣のビルが新築された後に、大禅ビル(福岡市 大名 貸事務所)の隣地境界線側の外壁に何やら傷らしきものが見つかり、
隣隣地ビルの工事会社とお話しまして、先方負担で補修工事を実施することが決定しました。
さて、まずは側面外壁、ビルとビルの隙間で足場組みです。
ここでは、足場の材料の運び入れ、足場の組み立て、メッシュシートの取り付けといった作業は発生しますが、
作業を行う職人さんと、通行人への安全配慮のため、足場の設置はとても重要な作業なのです。
足場を組むときには大きな音が出ます。
ですのでテナント様への事前説明は欠かせません。
加えて今回はちょうど台風の影響もあり、作業時間を早める必要が出て、テナント様への説明や諸々の調整など、ちょいと大変ではありました。
外壁塗装では、雨の日や、雨が上がっても外壁が濡れている状態の時は、安全面からも作業品質の面からも作業を行いません。
ちなみに・・・
足場の組み立てには
「足場の組立て等作業主任者」
という資格がありまして、労働安全衛生法に定められた国家資格の一つです。
高さ5m以上の足場、吊り足場等の組立て作業の指揮に必要です。
この場合、事業主は足場の組立て等作業主任者技能講習を修了した者を作業主任者として選任し、
その者の指揮のもとに作業を行わせなければならないとされています。
目的はもちろん、労働災害の防止です。
事前説明、資材運び入れ、足場組立や養生、塗装、撤去といった作業、さらには天候という要素も考慮したうえ、スケジュールを組んで頂きました。
塗り直しのタイミングが延期になったものの、実際はかなり綺麗に仕上げて頂きました。
ありがとうございました!