話すことの二倍人から聞くべきである
皆様、こんにちは!!
名言の深読みby AZの時間でございます。
さて本日は、古代ギリシャの政治家であったデモステネス氏(BC384~BC322)から学ばせて頂いたことをご紹介します。
この言葉は、大学生の時に「マシンガントークのアキラ」と友人から渾名されたほど多弁だった私にとって、非常に考えさせられる内容だと感じました。
ポイントとしては、デモステネスは話すこと自体に関しては否定していないということ。
しかし、人とのコミュニケーションにおいて心がけるべきは、
・相手の話を聞く
・相手に質問をして引き出す
の2点であると。
良好な人間関係を築く方法は、色々方法はありますが、「相手が気持ちよいと思えるコミュニケーションをしてあげる」ことが最もシンプルかと存じます。
人は基本、自分の話をしたがり、相手に自分の話がどのくらい影響を与えたか気にします。
なので、その欲を満たしてあげればいい。
ただ、聞くだけだと自分の意見を持たない人間だと勘違いされる可能性もあるので、ちゃんと話を聞き、所々話しもする。
相手と一緒に会話を作りあげるイメージですね。
そうすると、短時間で相手との距離が縮まると思われます。
そうしたコミュニケーションの技みたいなものは、今までの経験からなんとなく感覚的に使って参りましたが、
それがデモステネスの
「話すことの二倍人から聞くべきである」
という言葉に触れてなるほど!と確証を持つに至ったのです。
本日の内容は、以上になります。
次回は「人間を偉大にしたり卑小にしたりするのはその人の志である」に関して記載させて頂きます。
これは、ドイツの詩人、劇作家のシラー(1759〜1805)から学ばせて頂いたことです。
ここまでお読み頂きまして、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
以上、大禅ビル(福岡市 赤坂 賃貸オフィス)からでした。