秋吉台鍾乳洞

日本最大のカルスト台地・秋吉台に行って参りました!

 

そもそもカルスト台地とは何かと言いますと、

 

石灰岩といった水に溶けやすい岩でできた大地が雨水や地下水などで溶食されてできた地形のことです。

 

こうして大地が溶かされ、水が地下に流れていってできるのが鍾乳洞といった奇景なんですね。

 

そして秋吉台と言えば、秋芳洞ですよ。

 
秋芳洞
 

実は秋芳洞のほかに、大正洞、景清穴、中尾洞など400を超える鍾乳洞があって、

 

近年も新しい洞窟が発見され続けているんですが、秋芳洞はその中でももっとも規模が大きい洞窟なわけです。

 

我々観光客が観て回れる鍾乳洞って実はほんの一部なんですね。

 

まあそれだけでもびっくりするくらい広いんですが・・・

 

地元のタクシー運転手さん曰く、一般人立ち入り禁止のエリアを含めると秋芳洞はとんでもない長さになるらしい。

 

調べてみますと観光コースは約1kmですが、潜水調査で分かった総延長はなんと10.7km以上だと!

 

この長さは国内第2位。

 

カルスト台地全体の地下にわたって広がっているので、確かに長くないはずないよねと、納得した次第です。

 

洞窟に入る。中は冷気でひんやり、そして度肝を抜く岩の造形の数々・・・。

 

中でもイチオシなのがこの

 

「百枚皿」

 

です。

 
秋芳洞
 

洞の入り口から入ってしばらく進むと最初に現れます。

 

まるで岩の段々畑のようで、それぞれの皿が水を貯めています。

 

百枚と言いながら、実際は500枚以上あるようです。

 

ちなみにこういう風に皿状の小池が何段も重なってできるのを地学では「石灰華段丘」と言うみたいです。

 

そしてもう一つ、見るべき目玉はこちら

 

「黄金柱」

 

です。

 
秋芳洞
 

とにかく見上げるくらいの迫力!

 

いくつもの石柱が重なってできた高さ約15メートルの鍾乳石。幾重に重なったレースのような造形は美しく、秋芳洞のシンボル的存在です。

 

鍾乳石は1cmできるのに100年はかかります。

 

ですからこの秋芳洞はまさにはまさに大自然が数万年かけて、今なお創り続ける

 

「時の芸術」

 

と言えるのかもしれません。

 

大禅ビル(福岡市 大名 貸事務所)と比べ物にならないほどのスーパー老舗不動産ですな(汗)

 

ただただ圧倒された次第です。

 

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