社長就任お祝い―義理人情のT社長
私、禅院昭の大禅ビル(福岡市 舞鶴 賃貸オフィス)社長就任にあたり、お世話になった方々をご紹介していくシリーズです。
続いてご紹介するのは通信技術系の会社の経営者であるT社長です。
若いサラリーマン時代は、通信事業の海外担当者として様々な国を渡り歩いてきました。
中でも印象に残っているエピソードはその時の中国での出来事です。
かの有名な天安門事件が起きた時には単身で中国に乗り込んで事業責任者としていらっしゃったとのこと。
国情が混迷を極めた当時の中国のただ中に飛び込む・・・
その度胸、恐れ入るしかありません。
実際に周りに日本人はいなく、まさに孤軍奮闘の日々だったそうです。
駐在期間を終えいよいよ日本帰国となった際、当時親密な関係にあった現地クライアント先が何と!
T社長のもとにご自身の娘さんを連れて来て、ぜひ中国に残ってくれ!とお願いされたのだそう。
T社長がどれほど中国の方々から信頼を得ていたのかが想像できます。
なお、T社長はエピソードに事欠かない方でして、義理人情に篤いお方だなとつくづく感じます。
それは、T社長がとある世界的に有名な通信会社の部長として勤めていらした時のお話。
ある時、社内でトラブルが発生してしまい、会社側からT社長の部下に対して責任問題を執拗に迫ってきたそうです。
そんな際にT社長はどうしたのか?
真っ先に部下を庇い会社側と戦ったのです。
その結果、T社長とその部下は会社を辞めざるを得なくなってしまいました。
しかしそこからT社長は一念発起して、元部下と共に会社を立ち上げます。
設立当初はなかなか大変だったようですが、その後T社長の懐の深さに惹かれて社員が増加、今では業界の中堅として多くのお取引先から信頼を得ています。
さて、私もいよいよ会社引き継ぎの時期。
もちろん、T社長には就任の封書を送付させて頂きました。
すると、T社長からは素晴らしいお店でのお食事と高級シャンパンを祝いの品で頂きました!
本当に愛すべき義理人情一本筋のジェントルマンです。
T社長の背中は私の目指したい男のあり方なのです。
T社長!その節は誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます!
今後とも引き続きよろしくお願い申し上げます!!