由布院散策
とある案件の関係で久しぶりに由布院に行って参りました。
いつぶりぐらいだろう・・・と、小洒落たお店が立ち並ぶ湯の坪街道を歩いていましたら、平日にも関わらず観光客が多いこと多いこと。
さすが九州随一の超人気観光地ですな。
さて、今回の案件に関連してお邪魔させて頂いたのが
「Milch(ミルヒ)」
という超人気洋菓子店です。
Milchはドイツ語で「牛乳」。
そう、このお店は由布院産の牛乳をふんだんに使った洋菓子を作られているのです。
看板メニューは「ケーゼクーヘン」は、サクサクのクランブルにふわふわのジェノワーズ、そしてチーズスフレという三層を重ねたスフレチーズケーキです。
ふわとろの生地の中はトロっとしたクリーム、濃厚なチーズ風味と抜群な口溶けが最高でした。
そしてガラス越しに調理するパテシィエたちの姿も見ることができます。
スフレが目の前で鮮やかに出来上がっていく、そのライブ感はこれから出会う美味への期待を否応なく掻き立ててくれます。
本店は持ち帰り販売のみ。その隣にはカフェが併設されています。
由布院駅近くにもドーナツ&カフェがあるようで、店舗ごとで取り扱い商品が違うようです。
ところでなぜ由布院にドイツ?
と思われるかもしれませんが、実は由布院はドイツと縁が深く、そもそも由布院自体がドイツの滞在型保養温泉をベースに構想され、開発されてきたのです。
本コラムでも以前紹介しました「公園の父」である本多静六博士がドイツのバーデンバーデンの視察をきっかけに、由布院全体を森林公園に見立て、今に繋がる構想を提言しました。
これを起点に「由布院温泉」が形作られてきたのです。
つまり由布院のDNAはドイツに遡るわけですね。
ミルヒのブランディングもそうしたドイツの流れを意識しているのかもしれません。
現在はタイと台湾にも展開されているとか。
そりゃこれだけ美味しいですからね、ぜひ広まって欲しいです。
由布院駅から歩いて10分ほど。皆さんも行かれてみてください。
以上大禅ビル(福岡市 赤坂 貸事務所)からでした。