玄関リニューアル工事-工事前の状況
仕事の付き合いでも、プライベートでもよく居酒屋にいきます。
殆どは既に行ったことのある店を選びます。
雰囲気や料理、グレードに当たりがついているから安心します。
それが特に商談や接待といった大事な席ならば、ならおさ勝手の知ったる店が有り難いわけです。
ただ、グルメというほどではないんですね。
まだ見ぬ美食との出会いを求めて命とお金を燃やす!
そこまでのこだわりはありません。食べること、飲むことはもちろん好きですが。
だから、新しく暖簾をくぐる店はたいてい誰かからの紹介。
社長さんにお連れ頂いたり、あるいは参加する会合の会場であったり、色々です。
自分から新しい店に挑むのは、稀です。
稀なのですが、あるにはあります。
営業回りの時、ふっと目に止まったご飯屋、カフェにふらっと入る。
何事も事前計画、事前準備を徹底する私にとって、勘だけで動く数少ない瞬間です。
吹きゆく風のような勘。それに引っ張られて踏み入った店。
そこで食べる料理と、店員さんとの会話。そこでの時間、空間。
全ては予期しない、計画されない偶然が紡いだ出会いだからこそ、「縁」の存在感をより感じるのです。
なんであの時、あの店に入ろうと思ったのだろうか?
振り返ると共通点がありました。
「見た目」です。
「なんかいい感じの店だな」「良さそうな雰囲気だな」
当たり前と言えば当たり前で、ふと出会うお店を判断する術は外見以外になく、
そこから伝わるイメージがよいものなら、記憶に残っていきますし、
もしその店の前を何度も通ることがあれば、ちょっと気になってしまう。
自分では気になっているつもりはなくても、無意識のうちに「気になっている」が澱のように沈殿していくのかもしれません。
ある一定を超えたときに、意識の表の上り、行動や思考に結びつく。
それが「勘」の正体なような気がします。
「勘」をきっかけに、ご縁も紡がれていくのでしょう。
大禅ビル(福岡市 舞鶴 賃貸オフィス)もご縁を紡いでいく会社でありたいと思います。
だから、今年実施した「玄関」のリニューアル工事は、当社にとっては単なる外観改善以上の意味を持つのです。
ビルの顔である玄関は、ご縁づくりの大切な「きっかけの空間」だと捉えています。
皆様との更なるご縁のきっかけになりますよう、これから玄関リニューアルの工事の様子をご紹介していきます。