玄関リニューアル工事-ペンキ塗り
今年実施しました大禅ビル(福岡市 舞鶴 賃貸オフィス)の玄関リニューアル工事について引き続き書いていきます。
さて、今回はペンキ塗りです!
ペンキ塗りにはいくつかの目的があり、もちろん空間に施すデザインとして美観を保つのもありますが、壁や柱の外面を保護するという機能もあります。
しかし、どんなに優れた塗料を使っても、正しく作業が行われなければ、その性能や効果を発揮する事が出来ません。
それどころか、不具合の発生原因にもなり兼ねません。
ここでもチーム大禅の職人さんの本領が発揮します!
ペンキ塗り・・・そんなに簡単な作業ではありません。
素人だと刷毛にどのくらいのペンキを付けていいのかさじ加減がわかりませんし、私ならば盛大にムラや塗り残しをこさえてしまうと思います・・・。
しかし職人さんの手にかかればとにかく刷毛捌きが速い!そして美しい!
刷毛を上下、左右に動かしながら手早く塗っていきます。
もちろんムラも、ペンキのダマもなく、光沢が均一で、下地の模様もわかるようなちょうどいい仕上がり。
床には一応養生のシートは貼ってあるものの、ペンキはあまり垂れておりません。
多過ぎず、少な過ぎない量を判断して塗っている、といった印象でした。
多過ぎでも美観を損ね、ペンキが無駄になります。
少な過ぎると仕上がりを一見しただけではわかりませんが、年数経るごとに剥がれ落ちやすくなり、傷み始めてしまいます。
ペンキにはメーカーが指定している基準塗布量というものがあり、この基準を守らないと塗料本来の性能が発揮できないそうです。
仕上がりの美しさや塗料の機能性を活かすために、定められた工程と、職人さんの匠の技が必要なのです!
テナント様へのご迷惑を最小限に抑えるためには、できる限り最短の工期を目指しつつも、高品質な仕上がりという「結果」を私たちは最も重視しております。
さて、ペンキ塗り工程が終わると、玄関の雰囲気が一新!
次はクロス貼り工程についてご紹介していきます。