果報は練て待て
今回の名言は
「果報は練て待て」
です。
普通は
「果報は寝て待て」
ですよね。
運は人智を超えたところにあるものだから、焦らずに時機を待つのが良いという意味です。
もともと果報とは仏教用語で前世での行いの結果として現世で受ける報いを意味しています。
それが転じて、運に恵まれて幸福なことを指すようになりました。
「果報者」といった形で使われますよね。
さて果報を寝て待つじゃなくてなぜ練て待つなのですが、これはとある大手カード会社の当時最年少役員を務められた方から頂いたお言葉です。
良い知らせ、仕事で言えば結果を継続して得るためには、案を練って練って練りすぎぐらい練って持っておくこと。
つまり
「幸運は準備した者にしか訪れない」
わけです。
ここまで準備したから大丈夫!
準備よりも直感だ!
・・・もちろん状況によってそうした動き方は求められるでしょう。
でも基礎はやはり準備なんですね。
無闇に無計画に動いても、糧にならない失敗を繰り返すばかりです。
それに一口「準備」と言っても、
「常識を疑い、絶え間無く案を練り続ける」
ことが必要。
環境は常に変化し続けています。
変化を掴んで幸運を手にするために練るのです。
まさに「運も実力の内」。
事実、そのお方が勤められているカード会社が合併により数千人規模の大リストラが行われた時でも、部署で残留できた2人のうちの1人でした。
そのお方は数年かけて練った案を一気に展開して過去最高の功績を残していたからです。
だから会社に慰留されたのでしょう。
私もここまでと限界を決めずに絶えず案を練って練って、どんどん実践してさらに練り加え続けねば!と勉強させて頂きました。
以上、大禅ビル(福岡市 赤坂 賃貸オフィス)からでした。