忍耐と勤勉と希望と満足とは境遇に勝つものなり
皆様、こんばんは!!
名言の深読みby AZの時間でございます。
本日の内容は、明治時代の詩人、小説家であった国木田独歩(1871~1908)から学ばせて頂いたことです。
この考え方は、特に逆境の際に用いると良いかと思われます。
一般的に人は逆境に直面した場合、何かこの逆境を一瞬で打開できる秘策がないものか考えます。
しかし、大抵そんなものはすぐには出てきません。
なぜなら、活路のほとんどは粘り強く努力した者にのみ与えられるものであるからです。
厳しい境遇に陥った時ほど、「希望」を強く持ちましょう。
そして「勤勉」で持って逆境に臨み、「耐え忍ぶ」。
「満足」とは、この場合「感謝」と言ってもいいでしょう。
逆境は、得てして心の余裕をなくさせます。
心の余裕をなくすと、人はさらに焦りと怒りに駆られ、活路から益々遠ざかってしまう。
そうならないためには満足すること、足るを知ることが大事かと存じます。
つまり「感謝」です。
逆境に苦しんでいる時だからこそ、感謝しましょう。
五体満足で今生きているし、明日死ぬわけでもない。
もっと悪い状況にならずに済んだ。今のうちに失敗できてよかった。
そのように思えば、今の状況は何かしら打開の糸口があるはずだと思える心の余裕が持てるようになるのです。
逆境から抜け出す過程は地道で辛いことではありますが、方法論よりも重要なのは、まず逆境に向かうマインドの形成なのではないでしょうか。
本日の内容は、以上になります。
次回は「次に来る旅人のために泉を清く保て」に関して記載させて頂きます。
これは、モンゴル帝国の建国者、チンギス・カン (1167頃~1227)から学ばせて頂いたことです。
ここまでお読み頂きまして、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
以上、大禅ビル(福岡市 大名 賃貸オフィス)からでした。