当たり前のことを当たり前でなく特別だと思える。これ幸せの秘訣なり
この言葉はとある運送会社の社長様から教えて頂いたことです。
日本では蛇口を捻れば綺麗な水が出る。
お金さえあれば24時間いつでもどこでもご飯にありつける。
あまりに普通なことだから、殆どの人にとって当たり前。
でも全世界を見渡して、これって決して当たり前なことじゃないんですよね。
あまりに当たり前過ぎるので、その特別さ、有り難さを普段意識するのは難しい。
今まで特別だと思っていたことが与えられ続ければ、無意識のうちにそれがあって当たり前だと思うようになるのが人間。
例えば相手から頂く善意も、当たり前になった瞬間、感謝の気持ちが薄れていきがちです。
そして当たり前に受けていた善意が貰えなくなった時に勝手に落胆したり、怒ったりしてしまう。
まるで自分が損を被ったかのように。
常に自分、自分と、自分を中心に物事を考えていたら、そう思ってしまうのも無理からぬことなのかもしれないですが。
私たちの生活も、人生も、多くの「当たり前」によって支えられているはずです。
手のかかる家事をしてくれる家族、さり気なく仕事をフォローしてくれる同僚、落ち込んだ時に嫌な顔一つせず話を聞いてくれる友人・・・
そうした当たり前の中に「有り難さ」を意識し、「お陰様」の気持ちを手放さないようにすることが出来たら、長く幸せな関係ができるのではないかと思います!
お陰様の気持ちを忘れないようにすれば、受けた善意を適切なタイミングで相手にお返しすることができます。
逆にお陰様の気持ちがなければ、お返しの気持ちすら湧きませんよね。
社長様の言葉は深く胸に刺さりました。
経営に置き換えても同じです。
テナント様が大禅ビル(福岡市 天神 賃貸オフィス)にご入居頂いているだけで、とても有り難いこと。
ましてや昔からの得意様には長年お世話になっているわけです。
当たり前への感謝に意識して今後を過ごしたく存じます!