引っ込めることのできない所まで腕を伸ばすな

本日の内容は、上記に関してイギリスの詩人、小説家のウォルター・スコット(1771年~1832年)から学ばせて頂いたことです。

 

スコット氏はイギリスの作家としては、存命中に国外でも成功を収めた初めての人気作家であり、スコット氏の肖像はスコットランド銀行発行の紙幣にも使用されているようです。

 
スコット
 

私は、前述のスコット氏の言葉から非常に深い感銘を受けました。

 

彼は芸術家ですが、私の場合、経営に置き換えて考えた時にこれは的確なリスクヘッジと言えます。

 

事業を創っていくスタートアップの段階では猪突猛進のエネルギーが求められますが、過ぎたるは及ばざるが如しと言うように、

 

度が過ぎると事業もチームも継続せず、失敗に終わります。

 
落ち込む
 

まあ、失敗は悪いことではなく成功のために必要不可欠な糧ですから、逆に失敗を恐れずにどんどん挑戦していくのがいいでしょう。

 

スコット氏のこの言葉からは、逆説的ですが、引っ込めることができる所までは腕を伸ばしても良いとも捉えることもできます。

 

むやみやたらに失敗すればいいというものではなく、自分はどこまでやれて、どこを過ぎたら失敗するか、

 

失敗したらどのように対処するのか、というように、現実と理想の間を埋めていく動きの中で冷静に己の力と限界を把握する努力を行いながら、

 

最大限の挑戦をしていく姿勢が、失敗に学びをもたらすのだと思います。

 
チャレンジ
 

文学の中にも、経営に関するヒントが散りばめられているんだと改めて考えさせられました。

 

本日の内容は、以上になります。

 

次回は、ロシアの小説家トルストイ(1828年~1910年)から学ばせて頂いた「子どにはすべての最も大きな可能性がある」 に関して記載させて頂きます。

 

ここまでお読み頂きまして、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

 

この1週間が皆様にとって素晴らしい日々となりますように!

 

以上、大禅ビル(福岡市 大名 賃貸オフィス)からでした。

 

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