失敗の重さが重いほど、それを乗り越えた後の自分の成長は大きい
これはかつて様々な事業に手を出していた私が大きな失敗をした後に、当時の師匠から教えて頂いた言葉です。
事業の勢いに乗って急速に人脈を拡げたのはいいものの、自身の力だと勘違いしてしまったことによる失敗です。
その時学ばせて頂いたことは
①人の話を鵜呑みにしない
現実として世の中にはいい人もいれば悪い人もいます。
言葉にも真実もあれば誇張もあります。
人を信頼するのは美徳に違いありませんが、人を無防備に信頼するのは単なる思考の放棄。
誰がどんなことを言おうと、しっかり自分で情報を精査し、自分の頭で考えることが必要です。
残念ながら世の中には人の弱みにつけ込んで脅しを掛けてくる人もいます。
そういう類の人に対しては、こちら側も然るべき姿勢で対峙せねばなりません。
②安易に人を紹介しない
人と人を引き合わせるのは一見簡単なように見えて、難しい。
昔は良かれと思ってあまり深く考えもせず人と人とをどんどん引き合わせて、
「自分は誰かのために縁を繋いでる!」
と自己満足に浸っていましたが、不幸な関係で終わってしまったことも多々ありました。
相手はどのくらい信頼できる人か?
引き合わせる二人の相性はどうなのか?
紹介は責任を伴います。
よくよく考えてやらねばなりません。
③謙虚心を常に持つこと
失敗には原因があります。
しかし、その原因を自分自身だと考えるか、ほかの誰かや環境のせいにしてしまうのかで本当の意味での成長が得られるかが決まります。
正直言いまして、私はあまりに多くの失敗をしたものですから、自分のプライドを保つためずっと誰かのせいにしてきました。
結局は成長せず失敗を繰り返すばかり・・・
失敗を素直に受け止める謙虚さも師匠から学ばせて頂きました。
これらのことを胸に日々尽力して参る所存です。
以上、大禅ビル(福岡市 赤坂 賃貸オフィス)からでした。