―ご長寿ビルブランディング大作戦―
建物ドラマプロジェクト!
大禅ビル(福岡市舞鶴賃貸オフィス)のレンタルオフィスらしからぬ取り組み「建物ドラマプロジェクト」を数回紹介して参りましたが、
じゃあ具体的にどうやったの?
ということで、「建物ドラマプロジェクト」の目玉の一つである「クレイアニメ」を掘り下げて、企画に際しての課題認識や観点をご共有できればと思います。
以前にもご紹介した通り、こちらは大禅ビルを「大禅ビルくん」という愛くるしい!?キャラクターに見立て、
創業者から今に至る親子三代の家族の物語をクレイアニメで作り込んだものです。
企業の情報発信の方法に動画やアニメーションを使うのは、既に珍しくなくなってきましたが、
動画コンテンツを作るにしても、ありきたりのものでは注目して貰えない。どうすれば目を惹けるのか?
そして、来ているインターン生にも関わらせ、彼ら彼女らの学びと実績に繋げられることはできないか?
そんなふうに考える中、
「法人の動画コンテンツとして珍しく、かつ面白い」
「専門的な技術をあまり必要としないから誰でも作れる」
といった観点から「クレイアニメ」という結論に辿り着きました。
・・・・・・しかしこれが中々大変でした。
どれぐらい大変だったかは、これまた別にお話しするとして、
ともかくインターン生、クリエイター、社員、経営陣と、みんなでこのクレイアニメに関わり、
あーだこーだ言いながら一つの作品を一緒にゼロから創りあげていきました。
地域にこれだけ長く続いた長寿ビルはそうそうありません。
なのにその魅力があまり知られていない。
大禅ビルの魅力を伝え、理解して頂く。
地域密着のランドマークとして愛着を持って頂く。
空室率という課題を解決し、そして皆さんの大禅ビルとして人に地域に記憶に継承していく。
この他にもっと細かい戦略もありましたが、大体このようなポイントの中で企画は立ち上がり、クレイアニメ制作が進められていくことになったのです。