大嶺酒造見学
突然ですが皆さんはお酒は好きでしょうか?
私は1人で飲むことはないですが、比較的お酒は好きな方です!(焼酎とウォッカ以外は・・・)
ビールも日本酒も飲みますし、特に好きなのはテキーラですね。
最近は歳を取ってきたせいか20代の時ほど飲めなくなって、接待でもプライベートでも飲む量に気をつけないといけなくなりましたが、
量が減った分、逆に「美味しく嗜む」ことができるようになりました。
昔はただ酔って騒ぐために飲んでいましたからね。酒の味なんて覚えていません。
そう言った意味で私も大人になった、ということでしょうか。
さて、そのお酒の話で、ひょんなご縁で山口県美祢市になる大嶺酒造さんにお邪魔させて頂きました。
「日本酒の世界に逆らう」を掲げる新進気鋭の日本酒の酒蔵です。
創業は1822年、江戸時代ですよ。
けれど戦後の1955年に一度潰れ、
そして約半世紀後の2010年に、ニューヨークのデザイン事務所で働いていた秋山氏の手により復活を遂げました。
美祢は秋山氏の故郷。そこも含めてこの酒蔵の物語はとてもドラマチックです。
酒蔵の外見も内装も、ボトルもとにかくオシャレ!
いい意味でごてごての「和風感」がなく、日本酒らしからぬ爽やかなスタイリッシュさに驚かされます。
本当に日本酒の酒蔵か?バーの違いでは?って思うくらい、既成概念をことごとく揺さぶってくる空間でした。
お酒も試飲させて頂きました・・・これはフルーティーですな~
聞けば、日本酒ではアルコール度数15度以上が常識であるところ、大嶺酒造ではわざと低めの14度に設定しているそうです。
発酵をコントロールして14度で止めてしまう。これ自体が異端であると。
なぜかと言うと、この度数が最も甘味や酸味、旨味のバランスが整い、上品で繊細なまろやかさに仕上がるのだと。
確かに程よく柔らかい個性で、料理との相性が良さそうです!
ブランド名は『Ohmine』。今や日本を飛び出して海外でも飲まれ、セレブたちの間で人気を博しています。
酒自体の美味もさることながら、むしろ私たちが堪能させて頂いたのはOhmineという世界観だったように感じました。
保守に凝り固まった業界に風穴を開けるのは大変かと思いますが、こういう型破りな挑戦が必要とされる時代になってきています。
応援させて頂きます!
以上、大禅ビル(福岡市 天神 賃貸オフィス)からでした。