―外壁補修・事前段取り―
大禅ビル(福岡市 舞鶴 賃貸オフィス)の売りでもあります「レトロ感」。
時代の積み重ねを感じさせる懐かしい風合いのレンガ調は案外人気です。
レンタルオフィスが建てられた当初は珍しくもないデザインだったと思いますが、今では大禅ビルの個性として立派にブランディングを張ってくれています。
とは言え、「レトロ」は時間の経過に任せて古くすればいいというだけでは作れないものです。
時間の長さに負けないために、丁寧な手入れを欠かさず続けて必要になります。
というわけで今回は大禅ビルの顔でもあります外壁の補修です。
大禅ビルの外壁は箇所によってはタイルを2枚貼りしているところもあります。
そのため、通常よりも自重が掛かってしまいます。
目視の状態でも明らかに浮きが確認できる箇所は落下の危険性が高くなっていますので、定期点検でもし不具合が見つかれば即時補修に取り掛かるよう心がけています。
色んな工事の中でも、外壁補修はひときわ大掛かりな工事になります。
そのため、事前段取りが非常に大切になってきます。
例えば工事を行うに際し大きい工事音が発生します。
そのため、着手前にテナント様やビル周辺の皆様にお伺いし、ご迷惑をお掛けすることを事前に説明します。
そして工事自体も段取りがいくつもあります。
外壁補修には材料手配、足場組み、外壁落とし、外壁塗装、足場撤去などなど、細かい工程を組んでいく必要があります。
大きい工程が決まれば、それぞれの作業過程で必要とされる工期、人員、予算、工具、現場での動き、廃材等の搬出方法を更に細かく詰めていきます。
弊社のこうした一連の工事は取引先の一級建築士とインテリアコーディネーターを通じての業者様にお願いしております。
非常に長い付き合いですので、施工金額を出来るだけ抑え、かつ、美しい仕上がりにして頂いております。
準備が済むと、いよいよ工事開始です!