人の判断基準
本日の内容は、上記に関して私の事業の師匠から教えて頂いた教訓です。
自分でも言うのも何ですが、私は良くも悪くも人を信じやすく、自分を主張できないタイプの人間でした。
小学生の頃はいじめに遭い、中学生の頃は友人に裏切られ、高校生の頃は先生からの嫌がらせを受け、大学生の頃は社会人に誑かされ、社会人になってから詐欺にひっかかり・・・
といった経験をして参りました。
なぜいつも自分だけ不幸に見舞われるのか、私のどこがいけないのか、どうすればよかったのか・・・
自問自答の日々でした。
それに対して師匠が一つの答えを提示してくださいました。
師匠が仰るに、自分の中で人の判断基準をちゃんと持つことが大事であり、
「言っていることと、やっていることのギャップがあるかどうか」
という観点で人を判断するのがよいとのこと。
もちちん、まずは己自身が言行一致の人とならなければ、この判断基準を本当の意味で身につけるのは厳しいわけですが、師匠のこのお言葉には、非常に深い含蓄を含んでいるかと存じます。
確かに、振り返ってみれば私に加害してきた人はいずれも言っていることとやっていることにかなりの落差がありました。
大言壮語の割には実の伴った行動が伴ってない人が多かったように思えます。
そしてかつての私は、彼らの言葉だけでその人たちを信じてしまい、いわば中身をよく見ずにパッケージやチラシだけを見て物を買ってしまったようなものです。
必要以上に疑り深い心を抱くのは精神衛生上よくないですが、適切な人間判断の基準を持つことは、仕事においても生活においても重要です。
でなければ周りに振り回されて消耗するだけですし、自分にとって真に価値のある人脈や社会的信用も築くことも難しいでしょう。
「人の有言実行の有無を観る」
今後も心に留めていきたい教訓です。
以上、大禅ビル(福岡市 大名 賃貸オフィス)からでした。