いかに長く生きたかではなく いかに良く生きたかが問題である
こちらのコラムでは、最近勉強させて頂いている世界の偉人たちが残した名言を深読みした内容を記載させて頂きます。
本日の内容は、上ローマ帝国の哲学者のセネカ(BC4年~AD65年)から学ばせて頂いたことです。
第5代ローマ皇帝ネロの幼少期の家庭教師としても知られ、また治世初期にはブレーンとして支えた人物です。ストア派哲学者としても著名で、多くの悲劇・著作を記しています。
「いかに長く生きたかではなく いかに良く生きたかが問題である」
彼の言葉は一見すると、長生き派の方から反論が聞こえてくるかもしれません。
私もできれば長生きしたい、人生は長生きがいいと思っている一人です。
しかし、歴史や今生きている世界をよく見回しますと、生きながら心が死んだように生きる人もいれば、その生が例え短くても、良き生の実践を通じて後世に名を残した人もいます。
長くつまらない人生がよいか。短くても意味に満ちた人生がよいか。
人それぞれ考え方があると思いますが、どうせ生きるなら価値ある人生にしたい。
まだ30年くらいしか生きていませんが、人生の価値はその長短を超えたところにあるのではないかと、最近思うようになりました。
では私にとって人生の価値とは何なのか?
それは日々の思索と実践の中で体得していくしかないと考えています。
本日の内容は、以上になります。
次回は、すべての偉大な人々は謙虚である に関して記載させて頂きます。
これは、ドイツの劇作家・評論家であるレッシング(1729年~1781年)から学ばせて頂いたことです。
ここまでお読み頂きまして、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
この1週間が皆様にとって素晴らしい日々となりますように!
以上、大禅ビル(福岡市 大名 賃貸オフィス)からでした。