海外視察成功の鍵を握るのはヒアリング
このシリーズでは私、禅院が数年前に関わらせて頂いたエストニアプロジェクトの振り返りをご紹介しています!
「エストニアビジネス」の可能性に刺激された我々は、実際にビジネスを具体化させていくべく参加者を募り、過去3回に渡り視察団を組み、現地に乗り込ん参りました。
北欧の地での心温まる出会いと刺激的な発見は、過去のコラムでご紹介してきました。
さて、私の初エストニア行きのきっかけは、地元の経営者先輩のエストニア視察への同行だったわけですが、関係者の中で最も若輩者だった私は、渡航前のロジ関連を任されました。
初めて行く国で、初めて会う人をアテンドする。
難易度は小さくありません。
「そもそも経営者先輩方の渡航目的は何か?」
「何を求めてエストニアに行くのか?」
を、まず正確に把握することが大切になるとひしひしと感じました。
でなければこちらの動きと相手の希望が噛み合わず、結果、相手の満足度を下げてしまいかねない。
クライアントの要望をいかに事前にヒアリングできるかが視察成功の鍵を握ると確信しました。
その経営者先輩は
・e-residencyカードの取得
・エストニア観光
とった内容を要望していました。
現在e-residency はネットでも取得できますが、当時はエストニアに実際に渡航せねば取得できませんでした。
ヒアリングの結果、初回の視察は具体的な事業展開が主目的ではないことから、観光メインの行程組みが成されることとなったのです。
ついては、まだ顔も見たこともないエストニア現地在住の本プロジェクト発起人の一人であるWさんと私がやり取りすることに相成りました。
が!このWさんとのやり取りでより細かい段取りが必要であると改めて感じた次第です。
以上、大禅ビル(福岡市 大名 貸事務所)からでした。