天才はすなわち忍耐である
皆様、こんばんは!!名言の深読みby AZの時間でございます。
本日は、フランスの博物学者であったルイ・ルクレール・ド・ビュフォン(1707~1788)から学ばせて頂いたことをご紹介します。
ビュフォンは数学の分野でも有名であり、確率論の分野に、微分や積分の概念を導入した人物としても知られています。
また、太陽系の起源についても研究し、太陽に彗星が衝突して惑星が形成されたという説を提起しています。
さて、「天才はすなわち忍耐である」という彼の言葉ですが、一般的に天才から連想されるのは「天性の才能」、つまり先天的に備わっている才能かと思います。
私もその認識を持っていました。
かつては凡人であることにコンプレックスを感じていた私にとって、才能に恵まれた人が羨ましくて仕方なかったのです。
しかし、「天才はすなわち忍耐である」と。
この言葉に出会った時、いくつも自問自答をしました。
天才ですら忍耐が必要ならば、凡人である自分はそれ以上にそれが必要ではないか?
天才と言われている人たちも、他人には見せないだけで、裏で多くの努力と忍耐を経て来ているのではないか?
深い反省、そして勇気をこの言葉から頂いたのです。
忍耐が天才の条件だとすれば、自分にだって天才までなれなくても、そこに向かって成長できるのではないでしょうか。
わかりやすい結果に走らず、天才であるかどうかにこだわらず、忍耐を胸に、日々目の前のことに打ち込み、尽力して参る所存です。
本日の内容は、以上となります。
次回はイギリスの政治家、ベンジャミン・ディズレーリ (1804~1881)の「誠実にまされる知恵なし」という名言についてご紹介します。
ここまでお読み頂き、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
以上、大禅ビル(福岡市 赤坂 賃貸オフィス)からでした。