―舞鶴 気遣い道路―
大禅ビル(賃貸オフィス)が位置する福岡市中心部(舞鶴、天神)は、健康的で環境に優しく経済的な交通手段でもある自転車の利用が多く、都市部共通の問題として、歩行者対自転車の事故が増加傾向にあります。
国土交通省、警察庁の「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」が平成24年に策定され、
「自転車だけでなく各道路利用者の視点から現況の課題とその改善策を検討し、次に各改善策が相互に及ぼす影響を調整する」
という段階的な調整手法を適用することにより、道路利用者全体としての満足度の向上を目差しているようです。
福岡市も、平成25年から10年計画で「自転車通行空間ネットワーク」の整備を進めています。
大禅ビルがある舞鶴近辺では、北西側徒歩圏内、季節ごとの風情を映す水面など緑豊かな市民憩いのエリア・大濠公園に繋がる福岡城址があります。
そのお濠沿いには、ジョギングや散策をする市民が昼夜を問わず多く見かけられますが、この周辺道路は、
人と自転車が分離された”気遣い道路”=自転車道と歩行者道が区分けされ、両者にとって安全な空間が整備確保されています。
今日のレポートは、そのお濠沿いの”気遣い道路”からですが、その前に少しお勉強タイム!
Q.自動車専用道路とは?
A.自動車以外は通行できません。
Q.自転車歩行者専用道路とは?
A.自転車及び歩行者の交通のために設けられる独立した道路。
Q.歩行者専用道路とは?
A.歩行者のみの通行の為に設けられた道路。
お濠沿いの”気遣い道路”は、自転車歩行者専用道路ですね。
歩行者専用道路部分には標識と道路標示、自転車専用道路部分にも同様にあり、柵でセパレートされています。
確かにこのお濠周辺道路は、小さな子供を連れて歩いても、自転車に気を使うことも無く、安全に豊かな自然を満喫できます。
今日のお濠は、蓮の葉が一面に広がって水面が見えない程です。緑の多さにテンションがも上がります。
福岡城址をご案内~!(笑)