―大禅ビルから臨む風景―
夏本番。舞鶴に大禅ビル(福岡市 舞鶴 賃貸オフィス)が建ってから、もう幾つ目の夏を迎えるでしょうか。
屋上階段の取り外し工事の時、ふと空を見上げればそこは夏日を天頂に頂く天空。
渦巻く薄雲と、海の底を掬ったような深いマリンブルーが広がっていました。
舞鶴を一望する屋上で階段工事の立ち会い。
しばしの間涼風に吹かれ今年初めての夏開き。一分間だけの夏満喫でした。
屋内に戻ります。当レンタルオフィスに来られたお客様ならおわかりだと思いますが、
一般的なオフィスビルと違い、内部は空間利用の効率よりも人の居心地を大切にした、ゆったりした空間づくりになっています。
幅の広い螺旋階段と廊下、高い天井しかり、大ぶりの窓も随所に儲けられた採光も抜群です。
窓から臨む一日の移り変わりも楽しめる余裕を持たせてくれるのが、大禅ビルです。
そんな窓からの風景を眺めつつ一服できる贅沢スポットもございます。
隔離された狭苦しい喫煙室はございません。
日中は外回り、帰る頃には既に夕刻です。
窓一枚一枚が眩しいくらいに夕日のオレンジに輝き、プチ幻想空間が大禅ビルの内部に現れます。
夕日は人を帰宅モードにさせます。
テナント様があまり残業せずに働くのは、大禅ビルの中に流れ込んでくるこの夕日なのかもしれませんね。
窓の外には落日とともに夕方から夜に切り替わる黄昏の時。
遠くに見えるのは都市高の吊橋ワイヤーが織りなすシンメトリーの山模様。
福岡という都会の一日が終わろうとしています。
しかし、人が床に着くのはもう少し先でしょう。
戦う仕事マンたちの夜はこれからというもの。
飲み会という夜の戦いに彼らは征かなければいけません。
そして翌日の朝は、また元気に仕事場に赴く。
舞鶴の一日、人の一日。色んな風景の一日、色んな人の一日。
そんなたくさんの一日たちは、何十年にも亘り川のように途切れなく流れて行き、その流れを大禅ビルはずっとただただ見守って参りました。
明日はまたどんな一日が大禅ビルにやって来て、そして流れて行くのでしょうか。
日々是好日。