―「不動産屋さん」って、どんなお仕事?―

 

不動産投資信託(REIT)

 

今回も大禅ビル(福岡市 舞鶴 賃貸オフィス)の片隅から不動産の話をつらつら書いていきます。

 

今まで不動産業界のビジネスモデルを紹介して参りましたが、もう一つご紹介しましょう。

 

「不動産投資信託(REIT Real Estate Investment Trust)」です。

賃貸業
 

もともとは、REITという仕組みはアメリカで生まれました。

 

複数の投資家から集めた資金を、引受会社の裁量で株式や公社債などの有価証券に投資するビジネスモデルを「投資信託」と言いますが、

 

後に法改正で対象が不動産にまで広がったのが背景にあります。

 

簡単に言うと、投資家から投資して頂き、不動産運用・売買から得られる収益を投資分に基づく配当として投資家に還元していくモデルです。

 

投資家個人ではとても全額を賄いきれいない規模・金額の物件を、複数の投資家から出資しあって購入、将来的に家賃収入を配当金としてもらう。

 

これにより

 

① 少ない金額から不動産投資できる

 

② 複数不動産への分散投資が可能

 

③ 不動産投資の専門家が運用を行う

 

④ 証券の換金性が高い(証券取引所に上場)

 

といったメリットを享受できます。

大禅不動産研究室
 

一方、市場、金利環境、経済情勢などの影響を受けて、賃料収入が減ったり、保有物件そのものの価格が低下したりすることで、価格や分配金が変動するリスクもあるでしょう。

 

ところで、REITは新たに建設・取得する物件の購入代金を投資家から集める手法であるのに対し、

 

現有の不動産の所有権や受益権を証券化し、将来の家賃収入による収益を投資家に分配することで、固定資産の流動化を図る「不動産の証券化」という手法もあります。

 

所有者は証券化によって実質的に不動産売却と同等の収益を確保でき、資金の固定化をもたらしていた固定資産を流動化させ、

 

より身軽な経営環境を手に入れることができるのです。

 

単一の買手がつかない物件を証券化によって、流動化させられれば、設備投資がもたらすリスクを回避しやすくなり、スピーディな経営判断を行うための資金の機動性も高まります。

 

仕組み的には「リース」と似ています。

 

お金という「経済活動の血液」の流れを動脈硬化起こさせずにスムーズにする、まさに「お金」を扱う技術が、不動産に応用された形ですね。

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